Lovelybeerのポタ日記

アラフィフローディのどうでもよい備忘録

BRM307近畿400km茨木 近畿一周(西)参戦記

そういえば、3月に入ってからずっと天気予報と睨めっこしてた気がする...

 

基本的には雨予報だったけど、なんとか変更にならないかって、何度も見直していましたが、そんなに変わることもなく、腹を決めるしかないかと。 ただ雨降り出すのは、夕刻なのでひょっとしたら逃げ切れるのではないかと思っていたが…

 

(ネタバレ → そんなに甘くは無かったw)

 

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そして受付へ

茨木スタートは初めてでしたが、家から近くてええわー

前回と違って二日酔いでもなく、キチンと睡眠出来ている(当たり前か?)

 

少し思ったより寒いか、昼はええ天気になりそう。(雨降らないかな←まだ言ってる)

そんなこんなで受付車検して、スタート❗️

 

今回のコース前半は大体わかるが、普段はあまり走らない、いや走りたくない...砂利ダンプの往来が激しいみちやしね。

とはいえ、亀岡抜けるには近いルートですのでそうなりますわな。

 

亀岡駅近くに新しいスタジアムが出来てる。

京都パープルサンガの本拠地だそうで、でもここまで来るの電車じゃ大変じゃないかなぁ...

 

亀岡抜けるとそこからしばらく快走路

流石に気温は低く手が、かじかむ状態ですが、自分の呼吸音とロードノイズだけの世界、好きやわ。(変態かな?)

 

程なく第1CPへ

 

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そういえば、この辺にゾンネがあったはず。

少し寄ろうかと思ったけど、空いてる時間だったか、調べるの面倒だったので結果スルー

 

ここから綾部抜けてのルートは結構使ってるので新鮮味はねぇ...(段々そうなるわ)

 

ボンヤリ走っているうちに、第2CPへ

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随分前に舞鶴まで、イージス艦見にきた事など思い出しつつ、先へ

 

市街を抜けて、川沿いから海に出るところ。

丹後鉄道の写真でよく出るところね

この辺りからの海岸線は好き、少しだけアップダウンしてるけど海を横目に走れる処、最高や

 

宮津を過ぎて天橋立

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天橋立の中を自転車で通るのですが、中々カオスで(笑)

レンタルサイクル、歩行者、砂利道でプライベートでは積極的に走るのは...ここは山の上から見るもんやと思ひます。

 

天橋立を抜けて北上、ここからの海岸線も綺麗でしたが写真なしです、カメラ欲しい(冬用手袋だとiPhoneで写真撮るのが面倒)

 

気持ちよく海岸線を走っていると、程なく伊根へ到着

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この辺り、凄く雰囲気がイイ!

 

穏やかな海に静かな街の佇まい、ブルベじゃなければ(雨逃げる必要が)なければウロウロしたかった。

遠くにカモメに取り囲まれた遊覧船も走ってたし。あれ餌付けしてるんかな...


さて、ソロソロ穏やかなブルベは終わりを告げここからが苦し愉しい事に(笑)

 

出石のPCに到着

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そういえば、前のブルベでここから手紙出したなぁ、何て思い出しながらご褒美のミカンゼリーなども補給。

 

次は朝来まで進むのですが、ここから思いっきり向かい風が...

踏んでも踏んでも自分の思ってるスピードにはならないし、我慢というか、イライラが先行する感情を持ちながら走る事に....

向かい風は坂道と同じで走れば良いと言われる事も多いですが、私それだったら坂道の方がマシだと...オモウノデスオレダケカナ

 

そうは言ってもペダル回さないと前には進まないわけで、虚無状態で進む様に努めて(笑)

 

朝来のPCに到着

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初めて補給食として購入!

なかなか旨いが、少し小さいかな。

(思ったよりカロリー少ない…)

 

まだまだ向かい風が続くが、分水嶺は超えているので基本は下り基調、まだ雨はない急げ俺!

 

次のPC福崎へ着く前に少しパラっと雨の気配

 

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あと残り120キロ程なんとか持って欲しいと思ってましたが...

 

次のPC(加古川)へ到着前に、天気予報通りのしっかりとした雨へと☔️

すぐに止むはずだと思っていたのもあり、暫くレインコートに着替えず先を急いでいたのですが...

そういえば待てど暮らせど次のPCが現れず...

雨も激しくなった事もあるし、レインコートに着替える事に(小さい幼稚園の軒先借りて)

着替えてる時に少しずつ冷静になる頭、そういえばPC間ってこんなにあったかなと...

 

【悲報】

PC通り過ぎてました...orz

 

etrexの調子が悪く走行中に弄ってウェイポイントを消した事が原因の様です。

正直この時はDNFも考えたのですが、結局茨木まで帰らないとアカン事実があるので、輪行してずぶ濡れのカッコで帰る事考えると、脚も身体も何も問題ない(気持ちだけが大問題w)のでなんとか気持ちを奮い立たせて、引き返す事に。

 

 

そして加古川PC到着!

 

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ずぶ濡れになりながらも、まあここまで帰って来てるし、気持ちもキレてるしのんびり帰るかと(笑)

加古川からの帰り道は何度も走り慣れた道なので、新鮮味もなく淡々と走行、雨が降ってるのでいつもより慎重に気を使う走行に。

 

雨は小雨になり、少し降ったり止んだりしてるみたいだけど、レインコートに替えてるからあまり気にならない。

 

それよりも、今回のルートが凄くて三ノ宮の駅前を通る事となってた。 まずプライベートでは走らないであろう道を、酔っ払いの方々と信号地獄に苛まれながら走る事に。

通る時間によっては大した事ないのかもしれませんが、僕は23時前後だったのでカオスという言葉がピッタリやわ…(苦笑)

 

前述の理由で少し通過に時間はかかりましたが、距離短かったので、程なく人気も少なくなり、今まで通りの孤独なナイトランに

次のPCは宝塚、まあここからは土地勘はあるのでどのあたりは知っているかもわかる状態、なので淡々とゴールまで走るだけ。

雨もほとんど止んでいて、あとはパレードランのようなもの

 

 

そしてARIVEE!

 

 

 レシート取得後、ブルべカードを出すために、今野さんを呼び出し

すぐに来ていただき、提出してメダル貰い少し歓談。

いろいろブルべにまつわる話が聞けて良かった。

 

さて、かえろう

ここから自走で帰るので、最後に気を引き締めて

 

あーあ、18時間切りたかったな

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

BRM111神戸300 All Road 参戦記 ②

 諭鶴羽神社を後にして、此処も元来た道に戻る事になりますが、下っているときに改めて結構な坂だったんだと(苦笑)

 

 私のロードは、リムブレーキなので下りきるころには、結構手が”だるーく”なる位にはなっていました。(ディスクだとこの辺は楽なのかな?)

 

 下りきってから海岸線にでると、いつものアワイチコースになります。この辺もよく走った場所なのでスルスル走り抜けました。 そういえば逆走ってるから、コンクリ海岸線から登るの初めてか。

 

 言うてもそこまでキツイ坂でもないので、淡々とペダルを廻していましたが、ソロソロ暗くなって来てナイトライドが始まるかなって思っていたら、入口が!

 

 

 

 

  ここなん!?

 

 

 

 

 

 正直、いつも通ってる道から登るんや❗️

 (写真が無いのが残念過ぎる)

 

 

 

 


 洲本側から登ってきたら、一つ目のヘアピンカーブのところから、確かにコンクリ道が真ん中にある......けど木枝が乱雑に落ちてて、普通はこんな所走ろうとは思わないよなぁ、なんて思いながら登り始める。

 

 

 程なくして暗闇に包まれるが、VOLT1600なので脚元の光量は大丈夫だけど、斜度はまあまああるし草木が行儀なく落ちてるし、よく見ると左は崖だったりして、なかなかスリリング。 落ちたら上がれる気がしない...(笑)

 

 

 途中東屋みたいなのがあって、先に入ったランドナーの方が写真を撮ってましたが、フォトは此処じゃないと思っていたので(登り初めてからあまりに近すぎるので)そのまま走りぬけようとすると、写真撮らないのですかと、声が掛かったので、まだフォトはまだ先ですよ、と言って淡々と登り続ける事に。

 

 そこは見晴らしできるところだったので勘違いしたのかもしれません。

 

 ある程度登ると凶悪な斜度となり、2回ほど落車しそうに...(GF吉野の二の舞に..吉野では苔でスリップ落車した、トルク掛けるの下手なんかな)

 

 でもクランク廻し続けると、いつかはたどり着くだろうと、心を宥めながら闇の中のヒルクライム。(かなりの斜度なので結構頑張ったはず)

 若干何してるんやろうと思わないこともないが...(苦笑)

 

 ある程度開けた所まで来ると、月が綺麗に見えた❗️

 (やっぱり写真がないのが悔やまれる、全体的に写真少ないので次回はいっぱい撮らないと)

 

 

 月明かりに照らされながら暫く走ると、フォトの展望案内図へ到着

 

 

 

 夜でこれくらいの山の中走ると、結構獣がガサガサしてることが多いけど、今回はそんな事もなく、あんまり淡路島動物いないのかな?

 

 パチリとフォト撮った後は、スルスル下山!

 

 下り切った所にコンビニがあったので、あまりにお腹が減った事とドリンク無しの件を解消するため、小休止して通常の補給を(焼きそば...以下略)

 

 腹も膨れたので、走り出すがこの場所からは、ほぼわかっている道だが、ちょう交通量が多い時間帯なので、ある程度ノンビリ巡航するか、と思いながらのリスタート。

 

 この時、時刻を確認すると19時10分は過ぎてた位だったような。

 

 ボンヤリ20時30分のジェノバは厳しいかなぁ、なんて思いながらクルクルとクランクを回していましたが、結構脚が残っていたようで”ええ感じ”に回り始めたので、気持ち良く回すことに。

 ある程度上げて巡航すると、ダメかと思っていた20時30分発ジェノバに乗れるかもしれない時間だと何となく理解した状況へと。 

 

 

 であれば、間に合うように走らないと!

 

 

 結構頑張って走り続けると岩屋へは20時20分ぐらいに到着出来た!結構疲れたけど..船で休めるし。

 じつは、出航は20時40分だったようで、間違えてた...

 こんな事ならもう少しゆっくりすれば良かったかな。

 

 

 到着してフォトパチリと撮ったら、諭鶴羽神社でスライドした友達のO崎氏がいた。

 かなりくたびれていた様で、明石でリタイヤすると言ってる、店をされているので、明日も仕事らしい...とはいえ

 

 

 

 

 

 ジェノバの中でいろいろ説得工作にw

 

 イヤイヤもったいないでしょう!一番キツい所は終わって、後は朝来た道の短縮コースで残りは50Kmしかない、此処で諦めたらアカんで!

 

 強く推していると『何とか行けるとこまで行く』との言葉までは引き出した!

 

 

 此処からは私が引くので後ろに着いてもらえれば良いですと伝えて、明石の町を走り出します。

 とはいえ、明石の海抜は、ほぼゼロの所から、再度山の裏から帰ってくるルートなので、結構アップダウンは有りますがw。(この設定もなかなかマゾっぽいw)

 

 やはりO埼氏は消耗しているようで、巡航スピードも上がらずひたすら耐えて走っている模様。後ろを確認しながらのライドにはなりましたが、何とか連れて帰る事しかその時は考えていませんでした。(何度も先行ってくださいとは言われましたが...)

 

 

 さて、やっと最後のフォトの三木防災公園

 

 

 

 

  ここまでくると後は30㎞目と鼻の先がゴールのはず。

   まあ、目と鼻の先と言いつつ再度山をもう一度登らないとダメなんですけどねw

  三木防災公園のフォトで、神社下りでスライドしたT森さんとも合流して、此処からは一緒に走る事になりました。 

 

 此処から先のルートは、先導頂いていたので、実はどこ走ったのか分からず...w

 (道教えて頂き有難うございます)

 

   気がついたら再度山下りでやっぱり、斜度キツいやんって、手がダルいしw

 

   とは言いながら、下りきった所がゴールなのでそっとフィニッシュ。

 

 まあ、此処から2号線マクドナルドへと向かうのですが、この日はカキオコブルベと同日開催だったので、参加してたアカの..さんと、レネさんとマクドの中でスライドw?

 

  マクドでわちゃわちゃしてましたが、ちゃんと帰って来れたので。

 

 さーて次はどこ行こうかなぁ

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BRM111神戸300 All Road 参戦記

 もう1カ月になるんやな

 結構時間が経ってしまったけど、ゆるゆるで

 書きますよー

 

 

 あ、そうだ明日は淡路ブルベ があったんや。

 気が付いた時には、23時を回っていた。

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 今日は1月10日本恵比寿の日で、毎年恒例のえべっさんお参りと

打ち上げがある日だという事をすっかり忘れていました...ピンチ

 (申し込んだ時に気が付けよって)

 

 案の定翌日は、朝が辛く這々の体で起き上がり、なんとか神戸HATへと

 

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 すみません、少し遅刻してしまい...

 到着したのが5時35分位だったのかな、慌てて受付して頂き

同時に車検も完了!

 その節は素早いご対応有り難う御座いました

 

 

 さて出発!

 

 

 

 としたいところでしたが、慌てて家をとび出してきた事もあり

軽量化したくなって来たので、HAT内のトイレにPITIN

 

 軽量化には成功しましたが、結局なんだかんだで

出発時間は6時になることにσ(^_^;)

 

 

 

スタートしてから直ぐに再度山への登りが始まります。

睡眠3時間弱 and 二日酔いっぽく、流石に力が入らない…

 

 自業自得ですが、久しぶりに苦しいクライムとなりました。

 (まだこの時は序章であることを気が付いていませんでした…)

 

 

  再度山を越えると、神戸ブルべで何度か走ったことがある道に。

 吞吐ダム湖を右に見ながら気持ちいい快走路、少し車が多いですが

結構ココは好きな道。

 

 淡路島に上陸するまでは、そんな大きな峠などもなく淡々と走って

いると間もなくジェノバの乗船口に。

 チケットを購入して、乗船すると友達がのってました。

 同じ時間スタートだったのですが、私が遅刻したので…やっと追いついた

 

 その時、友達のスマホに映った写真を見て…気が付きました。

 

 

 ここフォトやった

 

 

 慌てて下船して、時計を探すも分からずうろうろ

 (時計台で撮影と思ってました...)

 結局ジェノバスタッフに聞くと、自転車の人たち”そこ”で

写真とってたよって指さされたのは、ほんとに入り口の横でした…orz

 

 ぱちりと一枚

 助かった、忘れてたら認定貰えないところでした。

 

 

 いつ乗っても船は良いですね~ 旅情を感じることができるので。

 程なくして岩屋に到着、いよいよ淡路島に上陸しました。

 

 ここからは 淡路惨脈 といわれた過酷なブルべの始まりとなるのですが

いまひとつピンと来ておらず、呑気なものでした…

 

 何時ものアワイチの通り、絵島(国生み神話で有名)を左手に見ながら

走りだしました。

 今回は海沿いではなく内陸部を走れるので少しワクワクする気持ちもあったような…

気がしますが、すぐに打ち砕かれました。

 

 海沿いから内陸部に入ってゆくのですが、のっけから激坂!

 そう、コンクリート道路に丸い穴が開いている道が…

 

 

 「田舎の坂道」の写真

 

 そうそうこんな道

淡路ICつながる道だったのでそこまで長くはなかったけど、これから始まる

過酷ブルべを感じさせる坂でした。

 

 内陸部は程よいアップダウンが繰り替えされるタイプのコース。

 標高高いところにでると海が見渡せて景色も良いし、ええ感じの道でした。

 

 程なくしてするとフォトの摩耶山の展望所へのアプローチになるのですが

登り口までがなかなかトリッキーで、解りにくかった…

 

 

 

 まあまあな坂を上り、といっても最後1Kmくらいなのですぐに到着!

 ウロウロと探したが、結局、展望台は見つけられず…

 手前の寺でフォトパチリで勘弁して(笑)

 

 あと聞くとトイレだと思って、奥までいかなかったほうが展望台だったようで

私反対側は結構上ったのに逆だったとは、歩きすぎてスピードプレイが固定しない

ぐらいでした。(泥が詰まった)

 

 

 もと来た道を少し引き返してからは暫く、先ほど走って来た道と同じで

アップダウンが続きますね。

 そこまでつらい坂が出てくるわけではなく、少し道は荒れているところも

ありましたが許容範囲でこんな道は結構好きなのかもしれんな。

 

 

 

 

 そしてPC3へ到着

 がっつり影映ってるけど気にしないでおこう、補給食は変わらず”焼きそばパン”

ドリンクはポカリスウェットとオレンジジュース、飽きもせずにこのパターンを

繰り返してる(笑)

 

 ここからは一気に  ⇒ 西 に向いて走る。

 東海岸 ⇒ 西海岸 まででると、何時ものアワイチとは違い反対に福良に向かって

走ることになる、いつも走っている方向とは違うので少し新鮮かな。

 

 

 でもね、ここは知ってる道なので、少し走っていると、慣れてきて次見える景色が

読めてくるので、走るのが少し退屈になりながら、うずしお道の駅へと

 ここフォトだったんですけど、写真撮ろうとしたら後ろから有人チェックですと

声がかかって、少しびっくり(結果的に写真撮らなかった…)

 

 ここはよく来る場所なので、お手洗い後すぐに出発

 折り返しの坂は毎度面倒だけど、仕方ないよね…(面倒やけど)

 

 福良の街の中を抜けるのでなく、山手を抜けていくのは初めてなので、新鮮味が

 これからは新鮮味と既視感とがないまぜに…

 

 ホテルニューアワジも風車側のコースではなく、久しぶりの県道25号をひた走る

 海岸線に出てまもなく土生港が見えてきた、そういえばここから沼島へ渡れるはずで

一度行こうと思いながらなかなか行けてないなぁ…

 

 この辺りはいつもの海岸線なので”つまらない”なんて思っていると、左にルート変更

ここから”諭鶴羽神社”へアプローチ。

 左折してすぐに気が付いたのが、激坂オーラが半端ないなと…

 とはいえ、登るしか選択肢がないのでクランクを回し続けていると、一人の方と

スライドした時に、諭鶴羽神社の宮司さんに結構叱られたらしく…

 鳥居に立てかけた方がいらっしゃったらしく、敷地に入ってくるな!

きつい基調で伝えられたとの事、その注意を伝えていただきました。

 で、よく顔をみると、以前お世話になったT森さんでした、お久しぶりでしたので

嬉しい時間でした。

 

 そんなことがありましたが…まったく斜度は変わらず相変わらずシンドイ登りが続い

ていましたが、そんな時にもう一人スライドした方が。

 

 いつもお世話になっているO埼さんでした、こちらは気が付かなかったのですが

向こうから声をかけて頂き気が付きました。 頑張ってくださいとお互いに声を掛け

合って別れたのですが…別れ際、彼は”まだまだこれからあるよ”って

 おいおいいらんことを…少し恨みを覚えながらも登り続けるしか選択肢が無い(笑)

 ずっと10%切ることがない坂なので、仕方ない…

 

 と愚痴を心でつぶやきながらもクランクを回し続けると、不思議と到着しますよね。

 

 

 ちゃんと注意されたので、手前からのショットにしておきました。

 

 長くなってきたので。

 続きます。

 

 

 

歓喜のゴールへ

 大ボス(箱根峠)をクリアしたLovelybeerは

左手に小田原城を見ながら1号線へと…?

 実際は、真っ暗闇でなにも見えなかったです。

 だって午前1時過ぎですし、箱根をクリアできた

事もあり、少し気が緩んだかな?そんな事もあった

ので、あまり気にしていなかったのが正直なとこ

ろ。

 

 

 小田原城の裏から日本橋までは約80Kmぐらい

だという事が解っていたので、25時過ぎに通過

したので、約5時間ほどは持ち時間があるので事故や

パンクなどのトラブルがない限りは、達成できる

と思い始めていました...

 

 

 

 

   強敵が現れました。

 

 

 

 

 それは、睡魔です。

 

 ボスキャラ攻略し、達成の目途が見えてきた…

 たぶんこの辺りが気の緩みに繋がり睡魔を呼んだ

のでしょう 

 

 私の場合、一旦睡魔に襲われるとなかなか

眠気が取れないので、かなりフラフラとなる

ので危なっかしいのです。

 

 自転車の場合は落車に直結するので、直ぐ

仮眠できれば良いのですが、キャノンボール

の途中では、そんなことはできないのは解って

いましたので、ちゃんと事前準備していました。

 

 

 それは

 

 

 眠気止め薬トメルミンです。

 

 

 以前600Kmブルべでフラフラになり

道端のバス停で仮眠とらざるを得ない状況

になったのですが、気温が6度しかなくて

危うく凍死しそうになった事があったので

それからは常備するようにしていました。

 

 

 なので、このピンチの時にトメルミン

飲んで眠気覚ましをしようと…

 

 

 

 結果飲めませんでした。 

 

 

 

 なんで?

 

 

 

 じつは、何時はヘッドチューブバック内

に常備しているのですが、今回に限っては

すぐ取り出すことができるように、わざわざ

背中の財布の中に入れ替えていたのです。

 

 この事を眠気と疲れで、すっかり忘れていた

ようで、正しい判断が出来なくなっていたの

でしょう…

 何度も何度もバッグの中を確認しましたが

どこにも無くて(当たり前)持って来る事を忘れ

たのだと思っていました。(後で気が付きました)

 

 実際かなり眠く、頬っぺた叩いたり、太ももを

つねったりして、何とか意識を持たせるように

していましたが、ちゃんと飲めていればこんな

ことには…ナッテナイヨネ

 

 結果的に事故がなくてよかったですが、直前に

置き場所の変更は無しにしないとダメですねw

なんでも無いときは思い出せるのかもしれませんが

頭が疲れていると想像以上に判断鈍くなるようなので

 

 

 フラフラになりながらもペダルだけは止めずに

回していたので、ゴールが確実に近づいて来てます。

 

 

 茅ケ崎など少し海辺を眺めながら走れるかと思っ

ていました(箱根駅伝で見るところなど)が

普通に街中を走っている感じであまり印象には

残らなかったですね(まあ真夜中走っているので

見えなかったとは思いますが…)

 

 横浜の標識が出てきたのは、ぼんやり覚えていま

すが、この間はほとんど眠気と闘っていたので…

あまり覚えないです。

 次はちゃんと見ながら走りたいですね(笑)

 

 

 はっきり認識しだしたのは、多摩川大橋を渡る時

でした。 やっと東京に到着したと、テンションも

上がった事もあり、この辺りから眠気もとれたよう

でラストランに入った!としっかり頭が動いたのを

覚えています。

 

 いよいよ3回目のチャレンジでキャノンボール

完遂できそうで、ここからはパンク等のメカトラ

だけは頼むから起こらないでほしい、とお願い

しながらの走行に。

(誰にお願いしたのやろ?)

 

 

 

 三田の慶応義塾大学前から東京タワーが見えた時

の瞬間は、二度と忘れることはない位に感動しまし

た。(なので改めて赤羽橋で止まって写真撮影)

 

 実はこの時1号線の方へ行かないとイケナイの

ですが、東京プリンスホテルの方へ入ってしまい

最後の最後でバタバタと(笑)

 

ガーミンはミスコースと出たのですが…まっすぐ

でも行けるやろうと。

 

 なぜそう考えたのか、謎なのですが止まっては

iPhoneの地図をみて確認しながら”うろうろ”とは

しましたが…(結果的にまっすぐで行けた)

 

 皇居のお堀にあたって右折、ここまで来れば

もう大丈夫、もう何があってもゴールできる!

 

 

 日本橋へ到着!

 

 

 遂にゴールしました!!

 

 

 到着してしまうと、もう終わってしまうんだな

まだまだ、走り足りない様な...

    寂しいような... 

 

不思議な感覚でしたが、やりきった思いも溢れ出し

てきて、今までに感じたことがなかった感情でし

た。

 

 Result】

 距離:532.3km

 時間:23時間26分 でした。

 

 ちゃんとサイコンの写真を取れば良かった…

 

 

 

  24時間前に大阪から送り出してくれた仲間に

応えることができてホントによかった。

 

 あとTwitterで励ましの言葉を頂いた方達にも

そのつぶやきが、道中どれほどに心強かったか

ホントに感謝しかありません。

 

 最後に…

 無事にやり遂げることができた

 自分の身体にも感謝して

 

 

 おしまい

 

 

 

 

大ボス攻略

 三島の街をしばらく走ると…

 

 左手にセブン-イレブン 三島谷田北店”が見えてきた。

 ここは前回キャノンボールの時にリタイヤした地点で、いわば2017年の墓標のような

場所、左手に見つつ今回こそは達成すると気持ちを入れてペダルを踏み進める。

 

 

 そういえば、箱根の麓で残り時間が6時間30分あれば達成できるといった話を聞いた

ことがあったが、登り始めポイントで23時30分過ぎだったと思う(写真は失念…)

 

 

 ボスキャラ箱根の登りがどれくらいなのかは不安ではあるが、持ち時間は、7時間ほ

どあるので達成ペースであると確信した、それまでは客観的な指標がなかったので

感覚的なものでしかなかったので、少し力が戻った気がした(あくまでも気だけだった

のが残念)

 

 真夜中のヒルクライム、ブルべで2年SRも取っているので問題ないかとおもいきや

動物より怖いものが…

 

 それは…

 

 

 

  峠を走っている車です

 

 

 

 

 確かに関西圏でも、昔はバンバン走ってたけど、この頃はあんまり見なくなったなぁ

と、思っていましたが、こんなにも気合を入れて走っているとは…

 

 一般車も走っている中を、ラインを左右に縫いながら走り抜けているので、昔の阪神

高速環状線を走り回っているシビックを思い出しました。

 

 あの時は、こちらも車に乗っていましたので怖さありましたが、今回の自転車ヒルクライムよりは”まし”やったわ、

 

 今回は生身なので追突でもされたらひとたまりもない…まだ死にたくはな

いので、早々に歩道へと

 この歩道が結構古い?ガタガタしている部分はあるし、草木が生い茂っているところ

はあるし、そっと車道を走らして欲しかった…(パンクも怖いよ)

 

 そうはいっても、登らない事には始まらないので、苦しいながらもペダルを回し続け

ていました、車速が10㎞にも満たない状況も多々在りながら…

 

 

  苦しめられたのは、実は峠の車だけではありませんでした。

 

 

 今回走るにあたり、新しく”Garmin530”を導入しました。

 地図付きだったのとバッテリーの持ちが良いとの情報もあり、そもそも持っていた

Garmin500も買い替え時期だったので、思い切って購入したのですが…

 

 その中の新機能『ClimbPro』にやられました...

 

 この機能は、峠があとどれくらいあるのかをデジタルに表示できる機能で、普段のヒ

ルクライムTTをするのであればペース配分を考えて走るので、非常に有意義な機能だ

と思いますが…

 

 ほぼ脚が終了してるヒルクライムで、そんな事解ってもドウシヨウモナイ

 

 あとどれくらいがキッチリわかる事が、逆に絶望感に繋がるというのがはっきり理解

できました。(まだ半分と解ったときはホンマに絶望しました。)

 

 知らんほうが良い事ってありますよね…

 

 

 

 とはいえ、ペダルを回し続けると前に進むので

 

 

 

 やった! 0時52分やっとの事で ボスキャラ攻略 登り終えた!

 

 

 

 ボスキャラ攻略したので少し観光写真などを、箱根関所は、確か東海道ブルべのフォ

トコンだったかと(また開催しないかなぁ…)

 

 

 関所を越えてから箱根旧道へと向かいます。

 そのあとは”かなり斜度がきつい”ほっとして気が抜けそうな心を叱咤し

集中してのダウンヒルへ、ほんとに気を付けないと落車しそうだわ…

 

 七曲りを下り、両側に民家も見えてきたもう少しで箱根が終わる

 

 下りきった突き当りの三枚橋交差点を右に、もうすぐ小田原だ

 

 つづきます

 

 

 

もうすぐ大ボス

 静岡駅前は大混雑で、走りにくい…

 やっぱり連休中ですから、しばらく我慢の時間と思い先へと進めます。

 

 清水駅前を左折し、興津を越えると富士由比バイパスへ向かいますが、その前におな

かが減ったので、ローソン 清水興津中町店で補給を取ります。

 

 

 

 

 固形物がまだ取れるので、まだまだ体は大丈夫。相変わらず”焼きそばパン”

食べています(笑)

 

 

 

ラブホテルから下って少ししかたっていないので、あまり距離は伸びていませんが、

大阪を出発から15時間9分でした。

 

 半日ちょっとで静岡まで来れるよ。

 

 でもね、つむりさんのブログに書いてあった”4時間で100㎞のペース”っていうのは、さらっと書いてあるけどかなり厳しいぞ…

 さすがにそこまでは届かないが、まだグロス23.6kmなので達成ペースだと信じてる。

 

 さて、富士気比バイパスへと向かいます。

 前回のキャノンボールの時と同じく、クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド前の歩道

を海沿いに進んで、由比駅手前の歩道橋を渡り東海道へ合流するルートを取ったので

すが、いろいろ調べてみると自転車が走れないのは、最初の橋だけでそれ以降はバイパ

スを走ることができるとか…

 

 それやったらあのグニャグニャの狭い歩道走らんでもよかったやん…

(ちゃんと調べておけば良かった)

 

 由比を過ぎ、そろそろ富士川

 此処のクリア方法は事前学習をしていたので、すんなりとクリアできるつもりだった

のだが、現実は橋に向かうまでに迷い、どちらを渡るかで迷い…

 

 工事中だったので通れないかもしれないと考え少し慌ててしまったのかもしれないが

実際は少し頭は疲れていたのかもしれない(糖分不足か?)

 

 結果無事に富士川は渡れたのですが、上流側の狭いほうだったので走りにくかった。

 また、真っ暗闇の時間に通ったので、まったく富士山は見えなかったのですが晴れた

昼間であればここからはよく見えるんやろうなって思いながら狭い歩道を走り抜けまし

た。(今度T-Oをすることがあれば必ず昼間にココを渡る時間設定にしたい)

 

 富士川を越えてしばらく走ると三島の標識が見えてきた!

 そういえば、第一回目のキャノンボールでリタイヤしたのはこの町でした、あまりの

暑さに太陽が青く見えだし、さすがに心が折れた…

 

 その時に比べると元気さがまったく違う、気力はまだまだ十分あるし体もどこも痛く

ない、大ボスが残っているが達成へ向けて順調や

 

つづきます

中ボス攻略

 そろそろ金谷峠とはなるが、ココは中ボスとはいえ、あまり高い峠ではなく、普段登

っている勝尾寺とほぼ同じレベルなので、取り立てて問題はないかと。

 

 ただ、300㎞を越えたタイミングでの峠越えなので、どこまで登れるの

かが達成に向けた脚の状況把握に良いくらいかなぁ、っておもっていました。

 登り始めたときは、ちょうど暗闇になったタイミングぐらいで獣が怖い感じか。

 

 ほとんど車どおりのない暗闇の中、自分自身の息遣いだけが聞こえる状況で

”ゆるゆる”と登坂すると、程なく山頂のラブホテルに

 

 やっぱり荷物多いなぁ

 

 ココだけは場違いのごとく、煌々とネオンサインが…

 ちょうど高速?バイパス?のインターが近くにあって、そういえばラブホってインタ

ーチェンジのあたりにあるなぁ、なんてくだらないことが考えられるくらいの余裕をも

って金谷峠はクリアできました。

 

 

 

 ラブホテル横で確認

 スタートから12時間57分経過、306㎞、グロス23.6㎞

 うーむ、達成に足りるか、なんてこの時はいろいろ考えていたけど、正直よくわから

なくて、精一杯ペダル回すしかなかった、緻密な計画は無しだったから…

 (今になって冷静に見てもこの時間って微妙でしたね。)

 

   峠を下り、島田の街中をはしっているとさわやかの看板が、富士ヒルの帰りに

一度食べて帰った記憶があるわ、結構旨かったなぁと思いつつ…

 (”さわやか”なんで静岡しかないん?大阪に出来たら結構人気でると思うけど) 

 

 島田の街を抜けて、次の峠の宇津ノ谷は、気が付いたら越えていた感じの低いもので

したが、歩道走ったりと、少しトリッキーな走行が続き、以前走ってなければ少しやや

こしいことになったのかも(第一回目の走行のイメージが頭に残ってた)

 下りきる前に、ぐっと右に回ってそろそろ静岡駅前に。 

  

 全行程の2/3は終えましたが、まだまだ脚は結構元気

 

 つづきます